船体点検管理
シーメンズパワーは多忙なオーナー様の代わりに船体の管理・保持・点検等をしながら、 オーナー様のわずらわしさをなくし、安全で楽しいレジャーのお役に立てるよう、船体点検・管理を実施させて頂いております。
契約いただいたオーナー様には、毎月の点検報告書・メンテナンス記録を作成します。
内容
横浜ベイサイドマリーナ係留艇でご契約いただいた場合
月一度の、主機・発電機の基本始動点検、機器類の点検
<項目>
- エンジンオイル量、質点検
- 冷却水量点検
- 減速機油量点検
- Vベルト張り具合点検
- 海水フィルターつまり点検
- 油水分離フィルター点検
- クラッチ、スロットル、ステアリング作動状態点検
- 各部漏洩の有無確認
- バルブの開閉
- バッテリー電圧、液面レベル、端子の緩み、比重点検
*点検後は、点検報告書のレポート提出、整備記録簿の作成、エンジン整備管理表を作成いたします。
洋上負荷運転点検
長時間船を走らせない事は、船にとってはよくありません。
プロペラ・シャフト・シャフトブラケット・ラダー・ドライブ・油圧フラップ・海水冷却水吸入口等の金属部にフジツボ等の海洋生物が付着します。
- 冷却水不足によるエンジンオーバーヒート、エンジン焼き付き。
- 速力の大幅ダウン。負荷がかかりすぎ、黒煙が出て航行できない。
- 年間上架船底塗装が年2回では済まなくなり、費用がかさむ。
- エンジンオイルがオイルパンに落ちてしまい、エンジンの損傷に繋がります。
- 排気ラインからの塩分を含んだ空気がエンジン内部に入り、エンジン内部に錆が発生します。
- バッテリーの放電により、バッテリーが弱まります。
係留保管の場合、毎週のように出航している船は係留されたままの船より
圧倒的に汚れが少なくなります。
出航プランを立ててお客様を招待していざ出航!・・・ところが黒煙モクモク、オーバーヒートブザーが鳴り、スピードも全然出ない。これではせっかくのクルージングも台無しですね。
そこでシーメンズパワーがオーナー様に代わり、船を走らせ、負荷運転を行います。航行中にエンジンルームに入り込み各部を点検いたします。この負荷運転により、通常点検ではわからない箇所のチェックもでき、トラブルを防止します。